(懐徳堂幅軸) 「WEB懐徳堂」トップページの文字「懐徳堂」は、懐徳堂の初代学主(がくしゅ)三宅石庵(みやけせきあん)(1665〜1730)の書によるものです。現在、懐徳堂文庫に「懐徳堂幅」(かいとくどうふく)(縦39.8×横83.7)として軸装されたものが残されています。もとは額に仕立てて、懐徳堂の講堂に掲げてありましたが、後に、刻額を作って玄関に掲げたそうです。
「懐徳」とは、徳を懐(おも)うという意味です。出典については諸説ありますが、『論語』里仁篇(りじんへん)の「君子懐徳(君子(くんし)は徳を懐(おも)う)」に由来するというのが通説です。
このトップページでは、横長画面・横書きという現在のパソコンモニター環境に留意し、また、初めて懐徳堂に出会う方に違和感を与えないという配慮により、石庵の書をデジタル処理し、「堂徳懐」とある書を「懐徳堂」に再配置しています。
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