懐徳堂は、江戸時代の後半約140年にわたって大坂文化の形成と商道徳の育成に貢献しましたが、明治2年(1869)に閉校となりました。
しかし明治時代に、懐徳堂の復興と顕彰を目的とした財団法人懐徳堂記念会が設立され、大正5年(1916)には新しい懐徳堂(重建懐徳堂(ちょうけんかいとくどう))が建設されました。
重建懐徳堂は、昭和20年(1945)の大阪大空襲によって焼失するまで、大阪の文化大学として多くの市民に親しまれました。
幸いに戦災を免れた3万6千点の資料は、戦後、懐徳堂記念会から大阪大学に寄贈され、以後、大阪大学は記念会と協力して各種事業を展開しているのです。
(重建懐徳堂)
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(附属図書館新館)
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(重建懐徳堂平面図)
(懐徳堂旧阯碑)
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