享保九年(1724)に設立された懐徳堂の図。「学校最旧絵図」。図面下部に「此街自東達西、呼曰尼崎一丁目」の記載がある。この図によれば、北側の「講堂」、中間部の中庭、南側の「師室」から構成されていたことが分かる。 その下には、元来この図面の左側に接続していたと思われる附記が、切り取って貼り付けられている。その記述によれば、創立時の懐徳堂は、「間口(東西)六間半、奥行(南北)十間、計百三十坪」。