TOP > 学舎の変遷

懐徳堂絵図屏風は全十二面からなる。第十面に、中井桐園の題字により「懐徳堂結構新旧図」と記されている。これが屏風全体の標題である。この屏風は、創立以後、何度かにわたって増改築を経た懐徳堂の姿を列挙したものなのである。主な図面は9枚ある。 　 ただ、これらは第一面から順序よく時代順に並べられているわけではない。そこで、このコンテンツでは、主図面を時代順に再配列し、各図面に（1）〜（9）の番号を付けて解説する。 　 また、この屏風には貼り付けられていないが、幕末の懐徳堂を描いた図面を(10)として、さらに、大正時代に再建された重建懐徳堂に関する資料を（11）（12）として附録する。